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Channel: まったり B級ステレオ
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回路図で遊ぶ-③ SRPP 回路

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QUAD-22型 フォノイコライザアンプの改築をしていますが、いまだ回路図が決まっていません。当初は
ダイナコ に関心がありましたが、ここにきて45年前の初心に帰って SRPP パッシブ型に傾いています。

イメージ 1
回路図も決まらないのにケースの加工はここ
まで進んでしまいました。













CR型かNF型か
かつて論争の的になり言い尽くされ、語りつくされてきましたが、イコライザアンプをイザ造るとなる
とやはりここで引っかかってしまいます。
CR型・NF型のどっちが良いかという論議が大昔からあって、メーカーはNF型を使いアマチュアやガレ
ージメーカーがCR型を好んだような印象を持っています。
CR型を「素顔美人」と形容している方がいましたが、素顔のブスもいますので、いちがいに良いとは言
えませんが気持ちは良く分かります。総じてスッキリ系で嫌な音を出さない美音系だと思います。

日本を離れ世界の風潮を知りたくて、”tube riaa”で画像検索をかけてみるとCR型の圧勝です。パッシブ
型というようです。CR型が優れているという意味ではなくて、アマチュアの関心がCR型に多いという事
だろうと思います。





今回のお題   SRPP 回路
いまやラックスマンまでも採用するようになった 双3極管を使った SRPP ですが、雑誌で始めて紹介し
たのが安斉勝太郎さん 1969年8月 ラジオ技術 だった(?)ように思いますがどうでしょう。

イメージ 2

実はこの時アマチュアの世界では知られてお
り、すでに我が家も採用をしていて、SRPP
CR型だったと思います。まだ20歳前後のこと
ですし、人に言われるがままの製作で音がど
うだったかは全く記憶にありません。









ラックスマンの EQ-500
イメージ 3
大御所ラックスマンの最新作 EQ-500 という
フォノイコライザーアンプの回路は画がみに
くいですが SRPP 、CR型、トランス出力にな
っています。
回路図をぱっと見た感じが、従来のラックス
とは違って今までアマチュアがやってきた回
路です。



オーディオノート
良く知らないが何か凄いことをやっている印象のオーディオノートです。純銀箔のフィルムコン、純銀線
のトランスを使うとか、日本では無名でも外国で有名?とか、やたらと高価などなど、我が家にとっては
興味津々ですが、M-10 の回路がネットにあります。
イメージ 4
これもSRPPを多用しています。











という事で、ラックスマンやオーディオノートが採用する SRPP が悪いはずがないという消極的な発想
と、たぶん最後のイコライザアンプで45年前を思い出そうというノスタルジックを求めて 次作は SRPP
回路にほぼ決定です。



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