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Channel: まったり B級ステレオ
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テイキン・オフ / ハービー・ハンコック

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倉庫からレコードプレーヤーを抱えて歩いていると近所のご婦人(70歳以上?)が、「それはプレーヤー?。 いいね。CDより音が良いし」と声をかけられた。
ちょっと返事にこまる。知人のタンノイ名人はCDで良い音を鳴らしている。しかしド素人でさえレコードが良いという風潮になってくると、その昔にレコードとは決別しCDに移行した音楽好きにとっては穏やかではないと心情を察してしまう。


Takin Off / Herbie Hancock
テイキン・オフ / ハービー・ハンコック


イメージ 1ここ10日ほど集中的に聞いている。
数年前に中古で買ったが、妙にひっかかりがなくて聴かずじまいだった。なぜ改めて聞き入っているかというとtsのデクスター・ゴードン。














ホーン奏者は好きだ。マイルスは別格として、ジャッキー・マクリーン、ソニー・ステット、ベニー・ゴルソン、アート・ペッパー、などなど。
その中にデクスター・ゴードンは入っていなかったしレコードも持っていない。我が家でデクスター・ゴードンが聞けるレコードは、ジャッキー・マクリーンとの”THE NEETING”とこの”Takin Off”しかない。


ライナーノート
輸入盤なので日本語解説がない。もちろん英語読めない。レコードを聴きながら解説を読むのもとても好きで、ライナーノートが無いと淋しい。

ネットでテイキン・オフの解説を探すと面白いのが見つかった。”ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログ”
デクスター・ゴードンを高く評価している一方でフレディー・ハバードが雄弁すぎるのが惜しいと書いている。「よいしょ」ばかりでなく辛口の解説が読めるのはネットならではと思いながら、”上手いだけではダメ”というフレディー・ハバードの評価に妙に納得してしまう。


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