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Channel: まったり B級ステレオ
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アンチスケーティング不要論

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発端はレコードプレーヤー DUAL 1229 の内周でアンチ-スケーティングの力が大きいような気がした事からだった。気になって内周と外周のアンチ-スケーティングを調べていると変な主張にぶつかった。

アンチスケーティング不要論
オーディオは不思議な世界で両極の理論が混在する事がよくある。最近ではMCトランスの消磁で、必要という意見とやってはいけないがあった。
実はアンチスケーティング不要論は知らなかった。多くのメーカーが採用しているし、それもオーディオ全盛期に多くの人材、資金、時間を投入して研究した結果、現在の形になっていると思っている。今更要りませんといわれても。

我が家の個人的な好みで言うと、ごちゃごちゃしたアームは好きではない。針圧調節だけで良い派なのだが、DUAL 1229 は最初から付いているし選択の余地がない。
しかも我が家では DUAL 1229 のオートを多用する。その際にアームがゆっくり落ちる事とアンチ-スケーティングを使わないとレコードの頭出しに失敗する。不要どころか必須の条件になっている。

ところで、不要論者の理論は良く分からないというか難しくて理解ができないけれども、カンチレバーがレコードの内周方向に曲がってしまうと書いている。

イメージ 1早速調べてみると1個だけ曲がっていた。これを見ると不要論者の意見に急速に傾いてしまう。さて、どうしたものか。











結論
この手の意見は無視したい。無視したいけれども目の前にあるダイアルをどこかに合わせないといけない。そこで、レコードの頭出しに失敗しない範囲で極力少ない加減をカットアンドトライで探った。

結果、針圧の1/2に落ち着いた。
中をとったというか、両方から苦情の出にくい玉虫色になったというか、釈然としないのはゼロには出来なかった事。



インサイドフォース・キャンセラーとアンチスケーティングは別物らしいですね。一緒だと思っていました。面倒なのでこれ以上は追求しません。
上の記述は間違った理解かもしれませんが、向上心のない老人のたわごととご理解ください。


**** MEMO ****
DUAL 1229 はアンチスケーティングが外周に比べて内周で大きくなる仕様らしい。


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