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発振器 E-1205 修理MEMO

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発振器 E-1205 修理MEMO

イメージ 1

発振器 E-1205 が壊れた。
発振周波数: 20Hz~20MHz
非常に低歪で捨てるにはもったいない。

発振回路は生きていた。半導体はさっぱり知識がないが修理に挑戦した。

壊れているのはバッファ段であることが分かった。




問題の基板
イメージ 2
上が電源
下がアッテネータ
真ん中が増幅 + バッファの回路
バッファの終端は50Ωの抵抗負荷。
壊れている真ん中の回路は技量不足で直せない。
それにしてもバッファ回路にしては小型のパワーアンプのように大げさな回路。しかも複雑。もしかしたら振幅安定回路が入っているのかも。




OPアンプとデスクリートのバッファ回路で組みなおす方針。



イメージ 3


OPアンプは手持ちの関係で LM7171 を選んだ

ユニティゲインで使えるというシロートには扱いやすい高速・高帯域OPアンプ









イメージ 4

ゲインは2倍ほどで良いが、2倍にすると高域で上がりすぎる。
周波数優先でゲインの調整をすると4.5倍(R1:510Ω ,R2:1.8KΩ)になった。

対になる測定器(バルボル)の性能と照らしても20Mzは必要はないがそこそこに修理したい。


LM7171の性能に助けられてあっさり動作した。

イメージ 5
2MHz











イメージ 6


10MHz

20MHzまできれいな波形で増幅している。
恐るべしLM7171






イメージ 7

真ん中の汎用基板がLM7171の増幅回路。
赤枠
基板の上半分にダイアモンドバッファ回路を組むよてい。










2SC1815が大量にあるのでコンプリの相手になる2SA1015をヤフオクで注文した。
次回はダイアモンドバッファ回路



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