半導体のシロートが DENON PMA-500Z の蘇生をしています。いきなりスイッチ・オンなど人様の参考になる方法ではありませんのでご注意を。
古い時代の半導体アンプを修復するブログが盛んです。中にはプロまでが情報公開をしていて参考になります。
もっと時代が新しくなれば、抵抗やコンデンサがゴマ粒ぐらいになり手に負えなくなりますが、この時代の機械は冗長で修理も容易です。
出力段(メインアンプ部)は生きていました。匂いも熱もありません。電源を入れっぱなしにして2日ほど放置し、活性化させます。
最初、あちこちのスイッチを入り切りすると爆音を出していましたが2日ほどすると落ち着いてきました。ボリュームのガリもありません。
健康診断?のようなもの
パイロットランプが切れていました。極小の豆電球です。ネオンランプに交換しました。交換とはいっても入れ替えではありません。ネオンランプですので交流100Vに抵抗を噛ませて別回路からの引きなおしです。
古い時代の半導体アンプを修復するブログが盛んです。中にはプロまでが情報公開をしていて参考になります。
もっと時代が新しくなれば、抵抗やコンデンサがゴマ粒ぐらいになり手に負えなくなりますが、この時代の機械は冗長で修理も容易です。
出力段(メインアンプ部)は生きていました。匂いも熱もありません。電源を入れっぱなしにして2日ほど放置し、活性化させます。
最初、あちこちのスイッチを入り切りすると爆音を出していましたが2日ほどすると落ち着いてきました。ボリュームのガリもありません。
40年間調整をしていない(はず)ですので出力段の点検をしておきます。点検はDCバランスとアイドリング電流の確認です。これぐらいしか点検の方法を知らないのです。真空管のプッシュプル・固定バイアスの調整に似ています。テスターがあれば出来ます。
見にくいですが回路図を拝借してきました。これしか見つけられませんでしたが大体分かります。
前回の宿題
DCバランス調整はスピーカー端子にテスター(DCV:直流電圧レンジ)を当て、黄丸の半固定抵抗で電圧ゼロに調整します。調整前は12mVほど出ていました。
アイドリング電流は右側のフューズを外してテスターの電流レンジで測定します。調整するまでもなくほぼ50mAでした。調整は赤丸の半固定抵抗です。
回路図は50mAになっていますが気持ちだけ多目の53mAにしました。
あとで分かりました。オリジナルは6Vの交流、ムギ球みたい。まあ良いでしょう。ネオンランプの方が長寿命だと思います。
3日目ごろからスピーカーの音が途切れます。犯人はリレーでした。良くあるパターンです。8000番で研磨しました。
フォノイコライザ
日立 2SC1345
フォノ回路から盛大なホワイトノイズがでます。トランジスター 日立 2SC1345 は古くなればノイズの元凶になるそうです。
「これを見つけたら即交換」と書いていますのでこれに習います。1個70円 10個注文しました。