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Channel: まったり B級ステレオ
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友人N の TANNOY ST-100

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奇抜なことをやらかす、ブログに何度も登場した友人N。

少し前の夜電話があった。「知人に頼み、Yオクでタンノイのツイータを買ったが音が出ない。導通が
ない」という。
飲み会の真っ最中だった我が家は「導通がなければイカンね」と詳しい状況を聞く事をしなかったのが
良くなかったと後で分かる。


数日後、友人Nから再度電話。
「バラして導通をあたったらユニットは生きていた」。さらに「バラしたあと、組み立てられなくな
ったのでショップに修理に出す」と言う。
「修理に出す前に我が家に寄るように」と言って電話を切る。

最初は状況が良く分からなかったが、「バラして導通をあたったらユニットは生きていた」・・・と
いうことは、最初はネットワーク込みで導通をあたっていたんではないかと想像しながら・・・


TANNOY ST-100
翌日、友人Nはブツを持って我が家にやってきた。
それは TANNOY ST-100 というスーパーツイーターだった。
イメージ 1







ハイパス・フィルター搭載ドーム型ツイーター
25mm口径(24K蒸着チタニウム・ダイアフラム)
周波数特性:カットオフ周波数~100kHz
カットオフ: 18kHz/20kHz/22kHz    18dB/oct ハイパス
能率(w/m)     95dB


友人N はこれの中古を10万円で買った。
ユニットの導通はあるが鳴らない。
タンノイに修理に出したら2個で8万円。
昨夜、うっかりして片方の振動版を凹ませてしまった。

イメージ 4
早い話が、使う前に2個ともダメにしてし
まっている。










実は生きていた
やはりネットワーク付きのツイーターだった。もしやと思い、発振器のサイン波を2Wの真空管アンプ
を介して鳴らしてみると生きている。

イメージ 2
ツイータをネットワーク付きで測定しても
コンデンサーが直列に入っているのでテスタ
ーの針は振れない・・・という事を(我が家
と同年の)団塊老人に説明しても要領を得な
い。






友人N はサイン波を13KHzまで聞くことが出来る。しかし、このツイータは18KHz以下をスパッと切っ
ているのでCDを掛けながら耳を当てても、たぶん何も聞こえないから音が出ないと勘違いした。
そういう説明をすると友人は苦笑いをしていた。

ツイータを付けると全体の雰囲気やウッドベースの切れまで変わってくるという話を聞いた事があるが
、そういう目的のツイータなのだろうと思う。


イメージ 3
一方の、バラしてしまったツイータは接着
剤で止めていたようで、友人N は自分で修
理して使ってみるという事で、我が家で修
復をせずお持ち帰りとなった。







なぜこれを買ったかと聞くと、「雑誌の評判が良かった」という。
恐るべし雑誌の影響力。



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