ラジオ球
倉庫に押し込んでいたラジオ用真空管の整理をした。主に名前の消えかかっているタマ達に名札をつける作業。
40年ほど触っていないものだから名前が消えかかっている。私自身で殆どが使う事はないと思うが捨てるには惜しい。
6BA6 6AU6 が多い。ほかに 6BD6 6BE6など。トランスレスに使われた12V系もある。
マジックアイの6ZE1もあった。ヤフオクでは3K円ほどの相場になっているらしい。
大昔の5球スーパーに例えたら(回路図からみて)前の3本は高周波・検波で最後の2本は低周波になる。境目に6ZDH3Aという風見鶏のような、どっちつかずというか両方(低周波・高周波)の仕事を受け持つ球もある。
振り返ってみると、昔のラジオ少年は6ZDH3Aを境に右に行くとステレオ・HiFi に進み左の道はアマチュア無線だった。
分かれ道の案内役だったから偉い! のかな?
写真の真ん中にたっている大きい4本は UZ-42。ラジオ球とはいってもそれ用の出力トランスと組み合わせると、現代でも通用する立派なアンプになる。見た目も堂々としている。
実際、42のシングルアンプは多くの方が製作している。
名札はアルミニュームのテープを使った。きちんとするなら耐熱用にするのが正しい。使用時には熱を持ちます。