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Channel: まったり B級ステレオ
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「デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン」

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6月はレコードを良く聴いた。梅雨になると少しお休みする。毎年のこの時期の湿気が多い日は、プチプチのノイズが少し大き目になり普段は気にならないレコードも割りとノイズが出る。

イメージ 1
6月のカートリッジ AT150Ea/G は飽きてきそうな予感と前に書きましたが耳が慣れてきたのか、まったくその気配はなくてお気に入りになりつつあります。
1ケ月間聴いたテクニカは7月に入ってSHURE(M91 + M75ED JICO互換針)に交代しています。







「デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン」

先月、繰り返し聞いた1枚です。
ピアニストとして聞くことのないデューク・エリントが、意外といえば失礼ですがとても良いです。


イメージ 2このレコードの面白いのはライナー・ノートですね。録り直しをしなかった事が書かれています。テイク ツーも無く1日で終わったと。突っ込みどころですので調べてみました。

あんのじょうネットには推測・憶測も含めていっぱいありました。
それは置いといて・・・

それまでは取り直しが異常に多かったコルトレーンの言葉として「・・・吹き込み直しをしたいと思ったがスポンタニティはなくなって、決して良くならない・・・」というのが書いてあって、私はおおいに感心していた。
上手くなり、欠点が無くなる代わりに何か失うものがあるのではないかと。


そういえば
マイルス・デイビスの「ウオーキン」の録音もプレステッジがリハーサルをケチって、当日のヘッドアレンジ頼りに緊張感のある名作が生まれたというのをどこかで読んだことがある。

私は人の意見に左右されやすい。よく言えば素直。悪く言えば主体性がない。ステレオ(オーディオ)やジャズについては特にその傾向が強い。

ジャズとはそういうものなのか、スポンタニティが大切なんだと感心しながら、暫くして・・・


イメージ 3
渡辺貞夫/ パストラルを聴きながらライナー・ノートを読む。
録音前にミュージック・キャンプとして20日間こもって練習を重ねたと書いてある。













ケースバイケースですね。練習を重ねなくても上手い人が寄れば即興で良いものが出来上がるというのがジャズだと思うのですが。

渡辺貞夫の場合、ソニー移籍第1弾という事で気合が入っているのと、日本のジャズ界全体の底上げをしたいという気持ちの現われではないかと根拠も無く勝手に想像しています。




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