テレビではやたらとカタカナの言葉を使う。たとえば「リスペクト」。使っている人を見て、私には頭があまり良くない印象を持つがどうなんでしょう。若い俳優がお互いを褒め称え合っている。本人は良い印象を与えるつもりで使っているようだし、世間の目も同様かもしれない。
テレビでも、敢えて分かりやすい日本語を選んで使う人がいて、私はそれだけで好印象を持つ。
例をあげればキリがない。老人が無理してグッズとかアイテムなどと言うと馬鹿じゃないのと思ったりする。
テレビだけではない。私が少し知っている建築業界でも、とにかく多い。
「試着室」とは言わない。100パーセントがフィッティングルームになっている。
「バックヤード」もよく使う。現場監督がバックヤードを使っていると、こいつは頭が悪いと思う。学歴の低い職人がいるかもしれないという思慮深さもない。「控え室」と言えば良いんじゃないかと。
近年は英文字だけで日本語のない看板の店があったりする。それはそれで構わない。分かる客が行けばいいだけの話しであるが、しかし問題は・・・
ケアマネージャー
正式名称は『介護支援専門員』ですが、略してケアマネとも言われるらしい。
なぜ、老人を対象にした介護の現場で意味のわからないカタカナ文字を多用するか。役人はなぜ分かりやすい日本語を考えないのか。
グループホーム、ケアハウス、ケアワーカー、ケースワーカー、ショートステイ、ソーシャルワーカー、デイサービス、ホームヘルパー
ハザードマップ
誰が使い始めたのかは知らないが、多分これも役人だと思う。近年は役人が率先してカタカナ文字を使う。不思議なのはこれに対して批判の声が無いこと。
行政機関のホームページに「ハザードマップって何?」という解説があったりする。
国をあげて防災に取り組んでいるとするなら、なぜ子供から老人まで理解しやすい日本語を当てないのか。
老人にも分かりやすい「防災地図」でいいんじゃないですか!。
ナウキャスト
最近拾った。 気象庁のようです。
ナウキャストを探してみました。「高解像度降水ナウキャスト」いうのが正式名称でしょうか。ホームページに行ってみました。
「本コンテンツ上部(地図の上)のバーの・・・」から説明が始まります。
コンテンツからつまずきそうですね。
役人が、意識的にカタカナ文字、横文字を使っているのか、分かりやすい日本語を探す能力がないのかは分かりませんが、どっちにしても情けない気持ちです。
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