ひょんな事で audio-technica TT30E をゲット。
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詳しいデータが無いが、30年ほど前の安物
らしい。
「音は出てません。」という事だったが問題
なく音が出た。
これがとても良い。
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我が家に来たときは配線が左右逆になって
いた。
しかし、どうしてクロスさせるのが多いの
でしょうか。
いっそのこと、このように真っ直ぐ配線を
してアンプ側で入れ替えるのが正しいよう
に思います。
さっそく音を聞いて「何だこれは」と思いながらネットでわずかな情報をみると「やや派手な感じ」な
がらも概ね良好と書いてあるのは我が家の第一印象と同じで、値段相応の評価しかしない雑誌の評価と
違ってネットの情報は参考になります。
MCですので Partridge TH-7559 MCトランス(40Ω)を介して接続。今まで安物のカートリッジを
幾つか聞いてきましたが、格別です。
一言でいえばクリアーで、ヌケが良くて好きな音です。金属の振動板をもつ中高音ドライバーではうる
さくなるかもしれませんが、我が家のディナウディオを大変良く鳴らします。
よそ様から「評価」を黙ってパクってきました。コピペです。
audio-technicaの針交換可能なMCカートリッジです。テクニカらしい切れの良い弾むようなサウンド
はもちろんですが、MMと比べるともっとひとつひとつの音が丁寧に作られていると感じます。
そのとおりです。
硬くカチッっとした音というのが第一印象、きっちりと鳴らすタイプ。
低域はよく出ていますけれども、絞ったような響きながら躍動感があり、高域はちょっと抑えられた
感じ。
全くそのとおりです。
MCらしい特徴がしっかり出つつ、しかもオーディオテクニカらしい雰囲気です。元々プレーヤーに
付いていたAT71とはさすがに情報量にダントツの違いがあり、セパレーションもずいぶん良好です。
低域は意外と軽快な感じもあり、高域はだいぶ華やかめですけど、そうした細かな違い以前に格段の
差があるのが一聴瞭然です。
そのとおりです。低域はヌケが良いのでベースのアルコでは質感が良く出ます。ボーカルも中央にピタ
ッと定位しやや乾いた感じですが悪くありません。華やかに聞こえるのはなぜでしょう。ドラムスのハ
イハット辺りがやや強調されるように聞こえます。
針は柔らかめですが、 コンプライアンスは 8.5×10-6cm/dyne ですので低い方だと思います。
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手前本体右側に白くツメが4本出ています。
これがマグネットのようです。
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このカートリッジのキモです。カンチレバー
の根元、真ん中に逆Vの字型型のコイル(
赤色)が見えます。
MMの場合は、ここがマグネットになってい
ます。
周波数特性 = 15~30,000Hz
出力電圧 = 0.4mV (1KHz, 5cm/sec)
チャネル・セパレーション = 30dB以上 (1KHz)
出力バランス = 1dB以内
針圧 = 1.4~2.0 (1.7g標準)
コイル・インピータンス = 10Ω (1KHz)
直流抵抗 = 10Ω
負荷抵抗 = 10Ω以上
ダイナミック・コンプライアンス = 8.5×10-6cm/dyne
スタチック・コンプライアンス = 32×10-6cm/dyne
針先形状 = 楕円
垂直トラッキング角 = 20°
外形寸法 = L31.5×W16.7×H16.7m/m
自重=5.0g
0.4×0.7mil楕円
elliptial diamond stylus
AT-30E のこと
いろいろ調べている内に、良く似た AT-30E があることが分かった。形・スペックが良く似ている。
価格は1979年頃に17,000円だから普及クラスではない。
(ということは TT-30E は安物の普及品ではないかもしれません。)
テクニカは針交換式の製品をおびただしい数を製品化している。材料を少し変えて新製品として出す。
これはテクニカに限らず日本のメーカー共通だが。
そう言ってメーカーを責めてもしょうがない。そうさせたのは日本のユーザーにも責任があると思う。
おはら野 農園の管理者は AT-30E について面白いことを書いている
海外のサードパーテイはこれにテーパードカンチレバー、楕円針を与えてHE針として今も供給して
いる。日本のカートリッジの評価は海外のほうが実力を正しく反映している。
・・・なるほど。
OEM YAMAHA MC-703