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グレース G-545 お手入れ その後

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最近はブログの徘徊も「修理モノ」にはまっています。アンプやスピーカーそれぞれの分野に修理の
名人がいてなかなか興味深いです。


グレース G-545 お手入れ その後

水平・垂直の動きが渋くて気になっていましたが、結論を先に書くと、動きが驚くほど滑らかになりま
した。言葉にするのは難しいですが、

水平バランスを取り、軽く指で突っつくとスーと横に動きます。さらにアームを左端に持ってきて放す
と、力を加えなくてもスーと真ん中より少し右辺りまで戻ります。途中で引っかかる事がありません。
右に戻ろうとするのはインサイドフォースが掛かっているのだと思います。

イメージ 4
いや、これが普通なのかもしれません。
G-545をお持ちの方は試してみてください。
とにかく我が家では大変スムースな動きにに
なりました。












ピボット・軸受けに注油とグリグリ10時間

何をしたかと言うとピボット・軸受けに注油をして優しくグリグリ動かしただけです。
グリグリは10時間ほどやったと思います。毎日テレビを見ながら4~5日かかりましたので、しまい
には鬼嫁が「うっとうしい」と怒るほどでした。
軸受けに注油をして良いのか悩みましたが、大丈夫そうです。「トーンアーム ピボット 修理」で検索
をすると修理の名人の仕事が出てきます。
それを見ると円錐状のピボットと、受けはベアリングでグリスを塗っているようです。


イメージ 1
完璧にやろうとすれば、ここを緩めて全て
をバラし、ベアリング廻りを洗浄するのが
正解でしょうが、我が家にその技量があり
ません。

これを緩める道具を「カニ目レンチ」と呼ぶ
そうですが持っていませんし。
うっかりばらしてしまうと元に戻せなくなり
そうです。




イメージ 2
水平軸はここにミシン油を入れました。この
下にベアリングの軸受けがある筈です。多く
入れすぎるとケーブルのソケットまでベタベ
タになります。

垂直軸は左右の軸受けです。G-545の垂直軸
は丸見えですので簡単です。






イメージ 3
ネットで無断で拾ってきた画像です。ベアリ
ングが見えますが酷い状態ですね。これほど
にまでならなくても4~50年前のビンテージ
アームは、見た目が綺麗でも多かれ少なかれ
劣化が進んでいると思うと不安になります。










我が家の G-545 は、垂直軸のガタの修復、内部配線の入れ替え、前回のゴムの修復、今回の軸の注油
で大変良くなりました。



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