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モンブラン万年筆 インク漏れの修理

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この15年ほどは使う事がなかった万年筆のインクを変えた。
今まではモンブランの黒を使っていたが、パーカーのブルーブラックにした。ブラックよりも万年筆ら
しさ・手書きらしさが出る。

イメージ 1
パーカーにしたのは特に理由がない。
昔、パーカーのブルーが好きだった。












インクを変えたのと同じタイミングで、モンブラン万年筆の胴と尻軸からインクが漏れるようになった。
40年ほど前に買った
モンブラン146 というモノ。25年近くは毎日のように使った。

今でも人気は衰えることがありません。



イメージ 2
    かに目を造る

分解掃除には必須の”かに目”をちゃっちゃと
造りました。









イメージ 3
先っぽが1ミリぐらいにサンダーで整えます。












イメージ 4
バラけました。



汚れは酷くありませんでしたが、あちこち
にザラッとしたインクカスがこびりついて
います。

それを丁寧にとっておきます。




イメージ 5
この中の空芯も汚れがいっぱい。












イメージ 6

インク漏れの原因はこれかもしれません。
ポンプにキズがついています。














シリコングリス

インク漏れには、「SEIKOシリコングリス」を使うと良いようです。
動粘度が500,000CS  防水
高価なものではありませんが、面倒なのでレコードプレーヤーのアームリフターで使ったシリコングリ
スを流用しました。

先ほどのキズの付いたポンプの周りにシリコンを塗ります。
ついでにネジヤマなど擦れる所はシリコンを塗っておきます。

イメージ 7


元に戻して完了ですが、さてどうでしょう。
シリコングリスの効果でインクの吸引が軽
くて滑らかになりました。


10日後に書き込みがなければ成功しています。












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