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洗濯機の修理 SANYO SW-450KS モーター

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洗濯機の修理

日曜の朝、突然に洗濯機が回らなくなった。買って3年も経っていないが、嫁は買い換えるという。
SANYO SW-450KS という型番でドラム式ではなく、全てマニュアル仕様は嫁のこだわりによる。

イメージ 1

水を大量に使うのは好みではないそうだ。


とりあえず診察をしてみた。怪しいのはモー
ターだが、取り外して手で廻してみると負荷
も無く軽く回り、焼きついた様子はない。

モーターを分解しようとしたがネジ式ではな
くナット側は潰してあってバラすことも出来
ない。



スイッチを入れるとたまに1/4回転ほど回ることがある。手で勢いをつけてやっても回らない。モー
ターは少し熱い。

イメージ 2
回路は簡単なもので、スイッチとモーター、
コンデンサーぐらいしか部品はない。











イメージ 3

知識がないので半ば諦めて、念のためにコン
デンサーの容量を測定してみた。これが大当
たりで、左側の44μFは容量がない。
(左の黒いのが製品についていたもの)

このタイプ(SH)のコンデンサーで容量抜
けは考えられないが、ともかく容量が出ない。





イメージ 4

在り合わせのジャンク箱から25μ/250Vの
MPコンデンサを見つけて仮り付けするとあ
っさり回ってしまった。

心配なのは容量が44μの所に半分程度の25μ
で大丈夫かと思うが、調べると容量が多いと
モーターに電流が多く流れるようで、少ない
のはエコ運転という事になる。支障が出るほ
どのトルク低下になっていないようだ。



イメージ 5
とりあえず使えるように仮設をした。












イメージ 6
その後、40μFのコンデンサーを見つけたの
で追って交換をする予定。10%の容量低下だ
が、こちらの方が安心感がある。


嫁は普段から「ガラクタを捨てろ」とうるさ
いが、こんな事があると使う予定がないから
といって簡単には捨てられない。









SONNY STITT / ソニー・スティット / 1958年

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まったりと夏にレコードを聴く。
良い子は、まず手洗いから始まる。

30年ほど前に使っていたレコードクリーナーがまだあります。

イメージ 1
AMC-10 DENON と AT6018 テクニカ です。

驚いたことにテクニカはまだ売っていました。
昔はこういう物を使っていましたが今は使っ
ていません。目に見えるゴミは取れても溝に
入った”プツッ”というノイズは取れないもの
です。
結局のところ手の汗・脂分をレコードに付け
ないことに注意をはらうべきで、夏場は手洗
いから始まるわけです。






SONNY STITT / ソニー・スティット  / 1958年

イメージ 3ソニー・スティットの SONNY STITT 名前と
タイトルが同じという分かりやすそうで分か
りにくいレコードです。

中古で買って、最初からプツッというノイズ
が多かったレコードですが、水性ボンドを
数回塗っては剥がしを繰り返して大変良くな
りました。水性ボンドでのゴミ取りも腕を上
げて、コツが分かってきました。

1960年に入って、フリージャズの影響を受
けもがいている演奏家がいましたが、「実験
的」や「意欲的」に吹き込まれたレコードも、
妙に解かりにくかったりつまらなかったりし

ますが、ソニー・ステットは決してそれではありません。マンネリと評価をする向きもあるようです
が私は好きです。もっ
と言えば、アップテンポよりバラード。



イメージ 2

ライナー・ノートを読んでいてちょっと気に
なる事が・・・
このレコードでの岩波洋三氏は「チャーリー
・パーカーから決定的な影響を受けて自分の
スタイルを確立した」と書いていますが・・








別のレコード NOW!(impulse 1963年)のライナーを書いた大和明氏はチャーリー・パーカーに似
ていて”Another Bird”と呼ばれる事を嫌ったと。

また、Sonny Stitt Bud Powell J.J. Johnson (PRESTIGE :1949年)では栗村政昭氏が「1943年ま
で、パーカーのプレイを耳にしたことはなかった」とも。


SONNY STITT / ソニー・スティット  / 1958年

ソニー・スティット(as,ts)
バリー・ハリス(p)
ウィリアム・オースティン(b)
フランク・ガント(ds)


シャープ 電子レンジ 修理 マイクロスイッチ交換

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電子レンジが不調。
SHARP RE-T13 という「あたため・解凍」だけのシンプルなレンジ。安物だが、亡くなった父と一緒
に買った少し思い出のある品物。
 

-----  このブログも最近は修理ネタが多いです。  ----

 
 
イメージ 1


不調の症状


スイッチが入らない。


ドアをばたばたやっていると入ったりする。


ドアを少しだけ(5ミリほど)すかすと確実
にスイッチがはいる。






イメージ 2
 
中を見てみると、ダイアルの裏にマイクロス
イッチが3個入っていて、ドアに付いている
白いツメでスイッチの ON OFF をすると
いう非常に簡単な構造になっている。
 

真ん中のマイクロスイッチの挙動がおかしい。
テスターで測るとスイッチオンの抵抗値が安
定せず、数オームになったり数メガオームに
なったりする。





という事で原因はマイクロスイッチと決めつけて、地元の電子部品屋で買ってきました。

オムロン V15A-4A5  電流容量 15A  


 
マイクロスイッチの交換
オムロン(下の写真右)1個250円です。2個買いました。店のオヤジによると寸法は規格があり、ど
れでも合うようになっているとのこと。左の2個はYAMATAKE という日本のメーカーですが製造は中
国です。


イメージ 3



注意をするのはピンの数が違うことで、オム
ロン(右)は3本足。オリジナル(左の2個)は2本足で足の位置が僅かに違っています。
つまり、スイッチを入れてオンとオフを使い
分ける必要があります。


実をいうと、これに気がつかずに苦戦をしま
した。





イメージ 5

これを実装したのが左の写真です。YAMATAKE
は2個ともオムロンに交換しました。赤文字は
配線の接続です。
 
右端のオリジナルは変えませんでした。松下製
です。










ということで接続を元に戻して完成です。直りました。
購入が H67月ですから丁度10年になります。10年で壊れた。うーん素晴らしい設計です。
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壊れた原因は シャープさんではありません。壊れても治せるシンプルな構造は好感が持てます。
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不良になったYAMATAKE のスイッチを分解してみました。簡単に分解ができました。


イメージ 4
接点(右上の部品:左の白い部分)の不良で
す。接点を磨くと修復しましたのでオムロン
を買わなくても良かったかもしれません。


しかし、老人にはオムロンの方が何となく信頼が高いように思えます。










 
オムロン V15A-4A5 耐久性10万回以上
YAMATAKE  V-5230Q  機械的寿命1000万回以上  接点材質銀合金




井上陽水 小春おばさん

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井上陽水   ”氷の世界”   小春おばさん

ぶらりとハードオフを覗いてみる。
最近、SHURE のカートリッジや 松下の真空管でお買い得を見つけたものだから、2度あることは
3度あるという期待を持ったが不作。
ハードオフで手が震えるほどの掘り出し物は出てこないと思う。きちんとした値が付けられている。
というより高値が付いている。

井上陽水のレコードを引いてきました。


イメージ 1
”氷の世界” 108円です。

値段のついてないレコードは108円ですが
ゴミ扱いです。

中でもこのレコードはジャケットがぼろぼ
ろでなくて綺麗でした。





イメージ 2

「帰れない二人」
「氷の世界」
「心もよう」
が持っているレコードとダブりますが、お目
当ては「小春おばさん」です。

レコードを廻してみるとパチプチノイズが盛
大に入っていますが 108円にケチをつけては
いけません。
















基本的にハードオフではノイズだらけのレコードを買わない我が家ですが、例の秘策で・・・


イメージ 3
目下 レコードの修復中です。

これでパチプチノイズが取れて、傷がなければ
お買い得です。

何といっても 108円ですから !













サウンドカード Labway XWave 5000 YMF724 PCI

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嫁からパソコンにスピーカ(SP)を付けて欲しいという注文が来た。嫁専用PCは WEBの閲覧しかして
いなかったが、最近は youtube を利用していて音が聞きたいという。
Labway XWave 5000 YMF724 PCI (YMF-724チップ)を使う。大昔のサウンドカードが我が家で捨
てられずにあったのは、貴重な「アンプ内臓」型であるから。音質、音源 などは全く興味がなくて、と
にかく音が出たらよい。アンプ内臓のサウンドカードが好きなのは
「ミニプラグ1本ですっきりとSP配線ができる」
ことに尽きる。
しかし、使えるまで割と苦戦した。


レトロなサウンドカード
ヤマハ YMF724 チップは愛好者が多かったらしい。Windows7 32Bit なら今でもドライバーがある。
今回はWinXP 。セットアップに少しだけ苦戦しながら昔のパソコン事情などを思い出して懐かしんだ。

OSが Windows95 や 98 になってからは、Sound や LAN カードは挿せば勝手に認識してくれるように
なったが、それ以前のMS-DOSの時代は AUTOEXEC.BAT や config,sys をテキスト・エディターで書い
てメモリ、ドライバー、日本語入力プログラム まで自分で設定しなければならない。振り返ってみれば、
パソコンが一番面白かったのはこの時代だった。

Windows になってからも、VGA、Sound、LAN 最低3枚の増設カードを入れなければ使えなかった。
というか、オンボードで最初からは付いていなかった。増設カードの相性問題を言っていたのはこの時
代だったと思う。
我が家は VGA は Matrox G-400 の時代が長かった。また LANカードに嵌まって intel をはじめ多くの
カードをコレクションした。

ああ懐かしい。こんな昔話を思い出しながら、久々になるドライバーのインストールに半日もかかってし
まった。(最後は音出ました)


イメージ 1

Labway XWave 5000 YMF724 PCI

  今回の主役。










イメージ 2

人気だった YMF724 が載っている。














sound blaster vibra128


我が家のデスクトップ メインで2000年頃から使っている安価なカード。15年選手。
何もせずに認識してくれる。オンボード Sound との併用も可。とにかく使い易い。

イメージ 3
チップ : CT2518












イメージ 4

パワーアンプIC : TDA1517P / Philips













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Labway XWave 5000 YMF724 PCI の覚え書き
ASRock G41MN/USB3 のマザーでは一発で認識しない(Win XP-SP3)。
苦戦したのは マザーとの相性だったのかも。
1. BIOSでオンボードサウンド(フロントも含め)「使用しない」 に設定。
2. PCIスロットは上の段を使う。(下段は不可)
3. ドライバーは ここを参考にした。
http://blog.chisyamori.com/kay/2009/06/27/312/





QUAD 22型イコライザ 解体?

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 6DJ8(E188CC)フォノイコライザーが完成して以降、全く出番がなくなった QUAD 22型 ですが、
身の振り方を思案中。
出番が無くなった理由は音の違いでした。新作の方が滑らかで好みに合います。


 QUAD 22 は悪くないと思いますが、回路をコピーしてもオリジナルの音が出るわけではありません。
ほぼ解体の運命にある  QUAD 22型 ですが、ピアノに厚みがなくが安っぽく感じるのは歪ではないか
と思い測定した結果がグラフのとおりです。

イメージ 1
これを見ると良いとは言わなくても、真空管
プリアンプとしては普通で悪くない思います。

この音の違いは何でしょう。

測定結果がどうであれ、生き残る理由が無く
なりました。










イメージ 2
数10年前に製作をしました。2/3近くが電源
です。この時代はコンデンサが大きくで2本の
ブロックコンデンサが場所を占めています。










イメージ 3
アンプ部は狭い場所にCRがぎっしり詰まって
います。




抵抗は安物ですが、イコライザ素子は銅箔で
す。この時は銅箔スチロールコンデンサーが
秋葉には普通にある時代でした。





このアンプ。駆体を残して全面改装をしたいと思っていますが、さて・・・。








マイナンバーを持たない選択 (マイナンバー は 要らない )

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マイナンバーを持たない選択  (マイナンバー 要らない )


マイナンバーを持たないことに決めました
原発、集団的自衛権などでウソばっかりついて、国民が反対していても強行する政府の言いなりになる
必要はない。政府がやっている事にロクなものが無い。
その「ロクなもの」が今回のマイナンバーという判断です。

持たないとはいっても、この時点で番号を割り当てられているのでたいした意味はないかもしれません。
すくなくてもチップのはいったカードは要らないという事です。

マイナンバーが無いと困るかどうかを試してみます。どうしても知りたければ、マイナンバーが記載さ
れた住民票をとってみれば良いことです。
困った事が起きたら、思いつく範囲でブログにアップします。

小さく産んで大きく育てる  = マイナンバー
「お上」・官僚のいつもの手口

これを頓挫させるには皆が無視すればいいのですが、そうはならないでしょうね。日本人はコンプライ
アンスが高い事と、自分で考えて判断をすることを止めた国民ですから。




これはいけません
マイナンバーを銀行の預金口座にも適用する改正法案が10日、閣議決定
http://action-now.jp/archives/7260

財産の少ない我が家ですが、財産の多少の問題ではない。丸裸にされてはいけないということです。


ご参考
日本人はいいかげんでテレビ。新聞を信じる事をやめよう
『マスコミ報道「鵜呑度」 日本人70%、英国人14% 』
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-democ14060...html

社長さん(雇用主)必見
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2015/10/post-ca5e.html

マイナンバー 通知カードを受け取ると義務が発生します
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2015/10/post-ed2e.html


Little Girl Blue / 中本マリ

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Little Girl Blue / 中本マリ

ボーカルはあまり聞きませんが中本マリだけは例外で、30人ほどの小さいライブを聞きにいったこと
もあって特に思い入れがあります。

TBM(スリーブラインドマイス)デビューの Unforgettable と 3作目 Mari Nakamoto Ⅲがお気
に入りですが、そうなると欠番になっている 2作目が欲しくなります。

オルガンがバックに加わったこのレコードをどこかで聞いた事があって、ずっと気になり中古のレコー
ド屋の入荷を待っていました。やっと入荷(中古レコード屋で¥18K 程度:A )

ビクターに移籍してメジャーになっていくのを当時は嬉しく思いましたが、振り返ってみるとやはり
 TBM 時代が好きです。鳴り物入りでレコーディングした「アフロディーテの祈り」より、スタンダー
ドを歌う「サムシング・ブルー」の方が好きといえば好みが分かると思います。

やっと手に入れたレコードですが、全曲がタイトルどおりブルーなイメージで、特にハモンドオルガン
の田代ユリとのデュオは期待以上です。
ですが、好みの順位では先にあげた 1・3作目を超えません。何でしょう。ギターという楽器があまり
好きではないこと。アコースティックのピアノや、ホーンが無いと何故か寂しい・・・事など など
A,B面を通して聴くと気分がブルーになって途中でダレてしまいました。

しかし、スタンダードの曲ばかりですので、聴く回数を重ねるともっと好きになります。欠けていた2
作目が埋まったという安心感も。

イメージ 1

中本マリ(vo)
横内章次(g)
稲葉国光(b)
ジミー竹内(ds)
田代ユリ


録音:1974年9月30日、10月2日

 




余談ですが、ジャケットの写真が・・・?
もっと美人なのです。



回路図で遊ぶ-① シュアー とダイナコ

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       <編集中>

RIAA フォノアンプの改造を考えています。
今は CR型 を使っていて予備という位置付けですのでNF型を試して見たいのです。
NF型となれば マランツ #7 がマッキントッシュC22 が浮かびますがケースが小さいので、とにかく
シンプルでこれ以上は削れない回路を考えてみようと思います。



イメージ 1

コンラッド ジョンソン PV-3
最初、古い資料からこれが目に止まりました。







イメージ 2
これを眺めていて気が付きました。

RIAA 段(フォノイコライザ)がダイナコに
非常に似ています。









イメージ 3

という事で ダイナコ PAS-2 です。
ダイナコ PAS-3と同回路です。

元の回路図が見にくいのでRIAAだけ抜き出
したものです。

(以下 RIAA 増幅段 だけを取り上げています)









今まで、簡単な2段NFの回路を考えた事がなかったので新しい発見があります。


カソードバイパスコンデンサーを使わない
パスコンは音に大きく影響すると言われています。それでは無くしたら良いのですが簡単ではないよ
うで、増幅率の低下・インピーダンスの増加など欠点も。

コンラッド ジョンソン と ダイナコが似ていると思ったのは、初段と2段目のカソードを繋いだ正帰還
です。(正帰還とは 上の図 カソードを繋いだ 47KΩ の抵抗)

似ていると思った共通項は次の3つ。
1. NFB(負帰還)のRIAA
2. 正帰還 の併用
3. バイパスコンデンサーを使わない



イメージ 4
Shure M-65
似ているのがさらに続きます。

シュアーの単体のフォノアンプです。
シンプルですが、電源をみるとシンプルをとおり越しています。これでもブランド・イメー
ジでしょうかオークションでは高価な値がつ
いています。

ダイナコ PAS-3 に似ていますが、RIAA素子
など少し違います。
大きく違うのは、初段のグリッドに高抵抗
(1M)が入っていること。






イメージ 5
Shure SE1

eBay に出ていました。かなり高価です。
UTCのトランス出力 600Ω でスタジオ仕様で
しょうか?。高価な部品を使っています。



イメージ 6

Shure SE1はダイナコと同じ

色々とまわりくどかったですが、結論です。
これは似ているどころではありません。RIAA
増幅段がダイナコ PAS-3 と全く同じです。

PAS-3 のパスコンが無いのはコストが理由で
はないかと考えていましたが、Shure SE1 の
造りからみるとそうでもなさそうです。




シュアーSE1 とダイナコ PAS-3 のRIAA回路が同じという事は、設計者が同じではないかと考えます
が、どっちが本元なんでしょう?

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追記
カソードのパスコンを使わないのが珍しいかと思っていましたが、古い資料を調べてみると割りと普通
のようで我が家の知識不足でした。




回路図で遊ぶ-② アンペックス と トリオ W-46

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前回のダイナコと似たような回路を探していて見つけました。
NF型、カソードバイパスコンデンサーを使わない 、K-K 正帰還 という3条件です。




アンペックス
これは 無線と実験(1963/6)浅野勇氏が紹介した回路の再掲ですが、RIAAではなくてテープ再
生用ヘッド・アンプです。
イメージ 1


V1 のカソードにつながる 220Kの抵抗や、
V2はカソード抵抗を減じてグリッド抵抗
を大きくしていて
ゼロバイアス(?)動作
のようですが良く分かりません。

ゼロバイアス(グリッドリークバイアス)
はラジオに使われていたようですが、オー
ディオでは見かけません。









トリオ W-46
このアンペックスに似た回路が トリオ W-46 です。

イメージ 2
RIAAだけを抜き出しましたが、ほぼアンペ
ックス回路を基本にテープイコライザを
RIAA に置き換えています。












イメージ 3

トリオW-46 はオークションでも中古をよく
見かけます。
山水やラックスに人気がありますが、トリオ
も負けていません。何といってもフォノイコ
ライザ回路はアンペックスですから。





追記 2015-11-4
話のテーマが変わりますが、今オークションに W-46 が出ていて気が付きました。

イメージ 4
出力管のプレートが赤くなっています。こう
いうのを時々見かけます。
真空管アンプにとって非常に危険な状態なの
ですが、危険の度合いをどの程度知っている
のでしょうか。


テーマが違うので詳しく書きませんが、壊れ
る前にバイアス調整ができるように改造した
くなります。








友人 N

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ブログはすっかりお休み状態ですが、何もないわけではありません。書くのが面倒になっています。

友人 N

友人Nは小学校からの幼なじみ。アルテックの15インチ同軸を使っている。モノを買うのが好き。
先日、ウ○○ギの300Bアンプを買うという。「値段は」と聞いたら100万円という返事。「やめておけ」
と言ったらウ○○ギは中止になって、今度はマッキントッシュのMC7300の中古ををオークションで落と
して欲しいと頼まれて落札した。友人N宅のマッキントシュ3台目。


SV-300BTE
以前、我が家で修理した SUN AUDIO のSV-300BTE の片側がらノイズが出るので見て欲しいと発泡酒
1ケースを持参してやってきた。
県下でも1番のショップに持ち込んだが2週間たっても直らないという。「真空管アンプは必ず直る」と
いう一方で「あそこで直らないのはウチでは直らない」と予防線をはり、発泡酒をを横目で見ながら一応
チェックをしてみた。

イメージ 1<--- 回路はこんな感じ

症状は、「片方からやや高い周波数のノイズ
が消えない」
真空管は、左右を差し替えても症状は変わら
ない。

入力を短絡したら消える。オープンにすると
ノイズが出る。入力まわりの同軸やらボリュ
ームのアースやらをチェックしても原因は分
からない。

イメージ 2
最後の手段で部品を追加することにし、ヒーター回路にハムバラ
ンサーを入れたらノイズは減った。
もしやと思い、初段の真空管を我が家の 5692 (6SN7の高信頼
管)に差し替えて、ハムバランスをとるとノイズは皆無になった。

何のことはない真空管の不良だった。
なんと、ほぼ1日がかりだった。



友人 N は雑誌を見て研究熱心。高価なコンセントやらRCAケーブルに興味がある。病院仕様のコンセン
トなどなかなか詳しい。
今度は、名前を知らないがAC100Vをきれいな波形で出す電源が欲しいという。そういえば40年ほど前
に流行ったやつで、また流行しているのだろうか。
悪いとは言わないが、オーディオはインチキ商売だからと前置きして、我が家のレコードを聞いてもら
った。意地悪にシュアー M75 と V15 を差し替えて「差が分からなかったら高価なモノを買ってもしょ
うがない。10万円以上するコンセントタップで音が激変し、高価なほど音が良いという雑誌の記事はお
かしくないか」・・・と。

何を言っても買うのが好きだからしょうがない。
友人N のようなマニアがオーディオ業界を支えている ?


<<  後日談  >>
暫くして(12/10 朝)、今度は トライオード の 845 真空管パワーアンプはどうかという問合せがあ
った。845は300Bよりも良いというファンがあって悪いとは言わない。
N君は買うのが好きだから、もう言うのを止めた。
銘記を買って、繋ぐだけで「さあ、どうですか」というほど簡単ではないとおもうのですが。




*****************************
全てではないと思うが、何十万円以上もするキカイ(友人N が買ったエソテリック のCDトランスポー
ト : 当時の最高級器)は製造中止後10年ほどで修理不能になっているらしい。

日本のメーカー新製品の出しすぎ!!!
真空管にしろトランジスタにしても、何十年も前に”やり尽くした”と言われてもなお、”今度はここが違
う”と言って次々と新製品が出るのはおかしいでしょ。


回路図で遊ぶ-③ SRPP 回路

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QUAD-22型 フォノイコライザアンプの改築をしていますが、いまだ回路図が決まっていません。当初は
ダイナコ に関心がありましたが、ここにきて45年前の初心に帰って SRPP パッシブ型に傾いています。

イメージ 1
回路図も決まらないのにケースの加工はここ
まで進んでしまいました。













CR型かNF型か
かつて論争の的になり言い尽くされ、語りつくされてきましたが、イコライザアンプをイザ造るとなる
とやはりここで引っかかってしまいます。
CR型・NF型のどっちが良いかという論議が大昔からあって、メーカーはNF型を使いアマチュアやガレ
ージメーカーがCR型を好んだような印象を持っています。
CR型を「素顔美人」と形容している方がいましたが、素顔のブスもいますので、いちがいに良いとは言
えませんが気持ちは良く分かります。総じてスッキリ系で嫌な音を出さない美音系だと思います。

日本を離れ世界の風潮を知りたくて、”tube riaa”で画像検索をかけてみるとCR型の圧勝です。パッシブ
型というようです。CR型が優れているという意味ではなくて、アマチュアの関心がCR型に多いという事
だろうと思います。





今回のお題   SRPP 回路
いまやラックスマンまでも採用するようになった 双3極管を使った SRPP ですが、雑誌で始めて紹介し
たのが安斉勝太郎さん 1969年8月 ラジオ技術 だった(?)ように思いますがどうでしょう。

イメージ 2

実はこの時アマチュアの世界では知られてお
り、すでに我が家も採用をしていて、SRPP
CR型だったと思います。まだ20歳前後のこと
ですし、人に言われるがままの製作で音がど
うだったかは全く記憶にありません。









ラックスマンの EQ-500
イメージ 3
大御所ラックスマンの最新作 EQ-500 という
フォノイコライザーアンプの回路は画がみに
くいですが SRPP 、CR型、トランス出力にな
っています。
回路図をぱっと見た感じが、従来のラックス
とは違って今までアマチュアがやってきた回
路です。



オーディオノート
良く知らないが何か凄いことをやっている印象のオーディオノートです。純銀箔のフィルムコン、純銀線
のトランスを使うとか、日本では無名でも外国で有名?とか、やたらと高価などなど、我が家にとっては
興味津々ですが、M-10 の回路がネットにあります。
イメージ 4
これもSRPPを多用しています。











という事で、ラックスマンやオーディオノートが採用する SRPP が悪いはずがないという消極的な発想
と、たぶん最後のイコライザアンプで45年前を思い出そうというノスタルジックを求めて 次作は SRPP
回路にほぼ決定です。


サンオーディオ SV-300BTE

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友人Nが、サンオーディオの SV-300BTEを持って再びやってきた。

前回、ノイズ取りがうまくいっので今度は「ブーン」というハムをとって欲しいという。
たぶん300Bのフィラメントと見当をつけて、買っておいた大容量の電解コンデンサ 片側2万マイクロを
ぶち込んだが、残留ノイズは1.5mVからどうしても下がらない。

イメージ 1
初段、2段目のグリッドを短絡しても変わらない。終段の300Bの
グリッドを短絡するとハムは消える。





イメージ 2
シロート考えでは、ドライバートランスが電
源トランスからの誘導ハムを拾っているよう
に思える。出力トランスとドライバートラン
スを入れ替えて、ドライバートランスを1番
端っこに配置すれば消えそうと言うと、友人
N君はさすがに諦めた。

部品配置に問題がある・・・ ?
とんでもございません。もしかしたらそうな
のかなという程度のシロート考えです。





ところで、友人N の300Bが妙に汚い。サンオーディオのオリジナルはエレハモだったのを、前に
桂光300B
を我が家経由の通販で買ったもので、まだ2年ほどしか経っていない。


イメージ 3
写真の真ん中がその
桂光300B

右端のVV30Bは我が家の常用で殆ど変色がな
く「未使用です」と言えばそれで通りそう。

使っているうちに多少は焼けてきますが、速い
ですね。何故なんでしょう。



当然ですが、タバコのヤニとかでなくて、ガ
ラスの内側の話です。





TD124 キャビネット 2作目

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キャビネットだけ作っても意味がありませんが、材料が余っていて「もったいない」というのが理由
です。
さらに3作目も進行中です。

今回も材料はケヤキです。板厚は26ミリにしました。


イメージ 1
出来ました。

前回は、高さを70ミリにしましたが、妙に
薄っぺらな印象で、6ミリ増やして76ミリに
しました。
今回は肩(エッジ)の面取りを少なくして
イメージを変えています。


インシュレータの穴を18ミリにしました。本
当は16ミリみたいです。丁度キリがなかった
んです。




イメージ 2
接合は前回を踏襲しています。








イメージ 3




納まりは上々なんですが












イメージ 4

もんだいはこれです。これが付きません。











イメージ 5
オリジナルの図面にも似たようなモノが付
いています。



















イメージ 6
板の厚みが多いとこのようになります。さっ
きのパーツが付かないんですね。











イメージ 7
1作目はざっくりと切り込んでいました。
ここまでしないと入らないのです。

あちこちの写真を見ますが、こんなになって
ないような ??


いらないような気もしますが。













怪奇現象

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SRPP フォノイコライザアンプ -①

QUAD-22型 フォノイコを SRPP に改造中。

イメージ 1

製作にゆっくり時間をかけ、一発で稼動した。











イメージ 3
特に今回は、ブログにアップすることや、あ
るいはオークションで売ってしまう事も考えて見た目にも気を遣った。




何のトラブルもなかった。・・・と思った。








怪奇現象

猛烈なハムノイズが出ます。VR 12時あたりで100mVレベルです。

さて、これからが大変でした。
ヒータバイアス、B電源回路のアース、ボリューム回路など、殆どのアースポイントのやり直し。

イメージ 2
2日目あたりで 2段目の 12AT7 に問題があ
ることが分かりました。東芝、テレフンケン、
松下 など真空管を変えても同じです。


不思議なことに 12AX7 12AU7 では
ノイズが出ません。
VR 12時で 1mV以下です。



という事は配線には問題がなかった事になり
ます。






では、V2 の 12AT7 の動作ポイントがおかしいのか。
という事でプレート負荷抵抗を変えたり、B電源のパイ型フィルタを単独で設けたりしましたがノイズは
収まりません。

謎です。今日で3日目です。
多少は知識があるつもりでしたが、お手上げです。これ以上思いつきません。
頭を冷やしがてらブログのアップです。



SRPP フォノアンプの RIAA 偏差

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SRPP フォノアンプの RIAA 偏差を測定しています。

発振器は リーダーLAG-125 (アナログ)
偏差値の読み取りはパソコンを使いました。
スペアナソフトの WaveSpectra です。

使い方は以下です。
イメージ 1
1KHz のレベルを -30dBに合わせ、以下低い
周波数の数値を読み取る。

2KHz 以上は 基準を -30 ではなくて、たとえ
ば -10dB に合わせ以下同様。

表計算エクセルを利用して自動でグラフを描いています。





簡単で作業が早くなりました。楽しくて、いっぱい測定をしました。
パソコンが2台あれば測定器無しでも出来ると思います。
読み取りは、アナログのバルボルよりも正確です。



測定器がなまじあるために

測定器が無ければ諦めますが、なまじ持っているために測定結果が気になります。
結論を言うと、「+- 0.5デシベルは誤差の範囲」ということでした。発振器のドリフトがあって、測定す
る度に数値が変わってきます。
それでも大体の傾向がつかめて、プリアンプの作成にはおおいに役立ちました。

8回測定をしました。面白い結果ですので一部公表します。

イメージ 2
回路図はこれです。















イメージ 3
1回目 造りっぱなし
100Hzからだらだらと下降しています。





イメージ 4


2回目 ややましになりました。
V1 の真空管を 12AT7 から 12AX7 に交換
すると低域が変わりました。


イメージ 5

3回目 イコライザ素子 C2 0.068u 0.05u に
変更。100Hzあたりが盛り上がります。

C1 コンデンサを 0.1u から 0.47u に増加
(以下同じ)


4-7回目 省略

イメージ 6
8回目 
イコライザ素子 C2 0.068u を 0.06u に変更。
1kHz 以下をやや持ち上げぎみにしました。
0.05では脹らみすぎるのです。




超低域は 30Hz以下がストンと落ちています。カップリング C1 を増やしてもこれ以上伸びません。
原因はいまのところ分かりませんが、VR前のカップリングコンデンサの容量が少ないのかもしれません。
しかし、結果はむしろ好ましい特性と考えています。
高域について触れていませんが、計測する度に違ってきます。計測誤差です。

40Hz~12KHz ±0.5dB といったところでしょうか。



******* 追記   2015/12/18 *************
修正
発振器はリーダーLAG-125 を NF E-1205 に変えました。
100Hz以下で誤差があったからです。

イメージ 7
最終的には イコライザ素子を一番最初の
C2 0.068u に変更です。
RIAA偏差はこれで終わりにします。
疲れました。




アマチュアが汎用の測定器を使っても 0.5dB以内に追い込むことは難しいと分かりました。もっと
高精度の測定器とか、振幅安定回路が必要です。
しかし、意味がないわけでもなく、おおよその傾向を知る上で大切だと思います。イコライザアンプ
を製作するのに測定器は必須です。





真空管のシール(名前)貼り

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真空管と共に自分自身もビンテージになってしまった。
我が家の器材やパーツは殆どが40年以上のビンテージ品。


真空管は文字が消える。消えたのはマジックで管壁に描いているが、やがて薄くなる。
ヨーロッパ管は触っただけで文字が消える。松下も消えやすかった。東芝の文字はしっかりしていた
が40年も経ち、弄ったり転がしたりしているうちに薄くなる。

皆さんはどうしているのだろう。


シール(名前)貼り

イメージ 1
ノーカットラベル というものを買ってみた。
はがきサイズ4枚で500円。
”水に強い”と書いているが熱に対してはどうで
しょう。

触るとやけどをするほど熱くなる 5687 にも
貼って耐久力テストを実施中。






イメージ 2

箱に入ってない、バラの真空管の半数は名前
が消えかかっている。










イメージ 3
シーメンス・テレフンケン は名前がが消える
と特に淋しい。














延長コード 自作

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延長コード

音が良いかどうかという話ではなくて、ちょいと使う延長コードです。
わざわざ自作しなくてもホームセンターではコンセントの値段でプラグ・コード付きのフルセットを売っ
ている。

炊飯器用のケーブル = 抜群の取り回し
市販のコードは妙にケーブルが太かったりして取り回しが良くない。
我が家では、右側(茶色)のコードを多用している。これは古くなったアイロンのケーブルを利用した。


イメージ 1
今回(左側)は炊飯器用のケーブルを使った。
アイロン用より炊飯器の方が電線が太くて容量
が大きい。やや短い。

大変に使いやすい。柔らかいがもつれる感じ
がない。
普段はくるくる巻かれて収納されていたせいか
のたうちまわるのではなくて何となく自力でま
とまりたがる。




イメージ 3
















イメージ 2
端子は圧着を使うのが基本。


掃除機用もあるが、これは太すぎて良くない。











TD124 キャビネット 塗装 蜜蝋ワックス

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TD124 キャビネット 塗装 蜜蝋ワックス

自作のキャビネットの塗装は蜜蝋ワックスにしました。

どんな材料でも美しい仕上がりになるウレタン塗装にしようかと、ずっと悩んでいました。
ツルツル& てかてか のウレタン塗装はわりと好きですが、トーレンスは「天然由来」「木の質感が損
なわれない」などなど・・・の蜜蝋ワックスに決めました。

イメージ 1

ワックスをかけたばかりの色合いです。
色が濃くなります。(下側)

大目に塗って放置をしていました。








イメージ 2
塗装から3日程度経っています。
しっとりとした味わいです。ウレタンのよ
うにツルツルにはなりませんが、材料の質
感が残っています。



塗装のせいか、ベースの高さを少しだけ多く
したのか、1作目よりも重厚感が出ました。






塗料が主役のウレタン系に対して、あくまでも材料が主役の蜜蝋ワックスという印象で満足度 90% 。


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イメージ 3素人の工作ですので、ミスもあります。
三角形の隅木を入れましたが、本体と接触
していました。

隅木の一部を掘り起こしました。

一発で完成とはなりません。












SRPP フォノアンプ 完成

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新しいフォノイコライザが一応完成しました。

イメージ 1
信号を後ろから受けて前に出しています。
メインアンプ側は前から受けるようすると
シールド線を使わずに配線が出来ます。





内部配線にはボリュームへの往復以外に殆ど
(5cmほど使用)電線を使っていません。
イメージ 2



配線材で音が変わると言われていますが、我
が家ではたぶん判別がつきません。それはと
もかくとして、余計なものは極力使わない。

また、メインアンプでも後ろに入力があって
前面のボリュームまでシールド線を使うの
が普通ですが、前に入力があればシールド線は
不要で、良くも悪くも「音が変わる」なら
出来るだけ使わないほうが一番ではないかとい
う発想です。



イメージ 3
アルマイトのパネル。
今回の改装では前後のパネルも新規にしま
した。バカ穴を隠すために0.8ミリのアルマイ
ト板を探しましたが小さい板切れはなかなか見
つかりません。








イメージ 4
オークションで業務用のバット「アルミ アル
マイト 標準バット 深型」を探して加工し、
見た目は大変きれいになりました。


前後のパネルは2枚重ねになっています。


アース端子が2個あると便利です。




イメージ 5
コスモス(?)のボリューム
2個 2000円で怪しいボリュームを買ってしま
いました。偽者かどうか確証はありませんが
使い勝手がよくありません。

今でも「ボリューム 東京コスモス 100K2連
Aカーブ 新品2個」として出品をしていて、営
業妨害になってもいけませんのでこれ以上は書
きませんが果たして正規品なのでしょうか。

こちらも「こんなに安い筈がない」と半信半疑
でしたので自己責任です。

イメージ 6
上にコスモスのロゴ(刻印)がありますが、
これを見ただけで「残念」と思いました。












イメージ 7

回路図


SRPPは 12AX7 T7 U7 を差し替えるだけでゲ
イン調整が簡単に出来るので便利です。

現在の構成:初段から 12AX7 > 12AU7 >
12AU7 にしています。これでゲインが100倍
になります。
通常使用時、ボリューム12時ほどです。







電源内蔵・CR型・小型フォノアンプですから予想したとおりノイズが多目です。我が家の能率が低い
スピーカーですので実用になっていますが、高能率だと気になるかもしれません。
また、当たり前ですが聴感のノイズは初段、2段目の真空管に依存します。特に初段の真空管は数ある
中から選別が必要です。
残留ノイズ :ボリューム最大で 1~2mV。
残留ノイズ :ボリューム12時 0.2~0.5mV。<--通常使用時

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memo

電源リプル
ヒーター回路:1.3mV
B電源回路   :0.1mV

SRPP 単段のゲイン(パスコン無し)の目安と -3dBの周波数
12AX7:45倍     26KHz     (20KHzで-2.5db)
12AT7:27倍     65KHz     (20KHzで-0.6db)
12AU7:8.4倍    280KHz    (20KHzで-0.1db)


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