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モガミ 2513

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ずっと前からジャンク箱にモガミのケーブルが転がっていました。何に使っていたのか記憶にありません。

イメージ 1番号は 2513 です。長さが50cmと短い。

低インピーダンスのスピーカーケーブルのようですが、情報がありません。多分、金田氏辺りが使っていたのを真似したものだと思います。

フォノイコライザーの内部配線とか  ??





イメージ 2

同軸になっているので信号線に使えます。











イメージ 3

プリとパワーアンプ間に使ってみました。距離が短いです。
2513はこんな場所に使うものではないかもしれません。

ベルデンにしてもモガミにしても残念ながら音の変化には気がつきません。・・・のでOKとします。 
気分転換です。 





厳密にいうと静電容量が問題になるところだとおもいますが、ごらんのとおり信号線はできるだけ短くしています。







テストオシレーター 変調

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真空管式のFMチューナーの調整用にテストオシレーターを作っています。
”LA1600 高周波 発振”で検索すると元ネタがヒットします。私はそれの追試です。

10.7MHzで割と簡単に発振しました。というのが前回まで。

簡易のテストオシレータの自作例をあちこちで見かける。主な用途は455KHzの5球スーパーラジオ用。ラジオのレストアが流行っているのかは知らないが、楽しそう。
我が家は AMではなくてFM用


低周波発振

変調用の低周波発振はツインT にした。本家の位相発振回路もやったが発振しない。ツインT が簡単に発振した。
ツインTは波形がきれいではない。1.5%以上の歪を与えて振幅を安定させる。


イメージ 2しかし、かなり苦戦した。10MHzという高周波をブレッドボードで仮組みするには技術を要す。ご案内のとおり我が家は高周波、半導体の知識が乏しく、わずかな部品の配置でノイズを拾ったり、波形が乱れる。このサイン波の出来具合で変調の波形が変わる。






イメージ 1

電源はDC5.5V-900mAのACアダプターを使う予定だったが、無負荷で10V出る。危ないところでLA1600を壊すところ。
結果、スマホの充電器、ダイソーの324円。負荷の電流に関わらず5Vを安定出力。









変調
最初、変調という意味不明。高周波に低周波を乗せています。波形をみると変調がかかっている・・・たぶん。

大きな問題点。変調をオンにすると発振周波数がずれる。
ずれたらいけません。


イメージ 3

変調をかけると面白い波形になりますので貼っておきます。


変調の度合いで波形が変わります。

こんなことで暫く遊んでいました。




イメージ 4













イメージ 5













イメージ 6



回路図

ダイソーの充電器では多少のリプルが残ります。
平滑コンデンサーを大きくしました










サンスイ SWシリーズ トランス

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サンスイ SWシリーズ トランス

高校を卒業して給料を貰うようになり、初めて作った本格的なアンプは 6BQ5 プッシュプルでした。
トランスはサンスイのスーパーワイドシリーズの中から、なぜか SW-15-8 、 PV-145 を選びました。振り返ってみると、商品に1つひとつに詳細な説明書が付いていました。真空管にはデータシートまで入っていました。
回路は説明書にある-アンプをそのままコピーしました。6BQ5はその後3極管の6GA4に改造しました。

トランスも6GA4も売ってしまい、説明書だけが残っています。
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規格一覧を見ていて気が付いた。品名の頭に電略というのがある。まだFAXがない頃で勤めていた職場にはテレックスがあって、本社との通信は電話とテレックスだった。会社独自の電略があった事を思い出した。

参考回路図
SW-15-8  6BQ5 PP
SW-15-4  6RA8 PP
SW-30-8  7189 PP
SW-30-6  7591 PP
SW-50-5  6L6GC PP

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 4

イメージ 5


ラジオ球

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ラジオ球

倉庫に押し込んでいたラジオ用真空管の整理をした。主に名前の消えかかっているタマ達に名札をつける作業。

40年ほど触っていないものだから名前が消えかかっている。私自身で殆どが使う事はないと思うが捨てるには惜しい。
6BA6 6AU6 が多い。ほかに 6BD6 6BE6など。トランスレスに使われた12V系もある。
マジックアイの6ZE1もあった。ヤフオクでは3K円ほどの相場になっているらしい。

大昔の5球スーパーに例えたら(回路図からみて)前の3本は高周波・検波で最後の2本は低周波になる。境目に6ZDH3Aという風見鶏のような、どっちつかずというか両方(低周波・高周波)の仕事を受け持つ球もある。



振り返ってみると、昔のラジオ少年は6ZDH3Aを境に右に行くとステレオ・HiFi に進み左の道はアマチュア無線だった。
分かれ道の案内役だったから偉い!   のかな?

イメージ 1
写真の真ん中にたっている大きい4本は UZ-42。ラジオ球とはいってもそれ用の出力トランスと組み合わせると、現代でも通用する立派なアンプになる。見た目も堂々としている。
実際、42のシングルアンプは多くの方が製作している。





イメージ 2


名札はアルミニュームのテープを使った。きちんとするなら耐熱用にするのが正しい。使用時には熱を持ちます。

これは日立の6AU6







イメージ 3

こんなときはボロボロになった全日本真空管マニュアルが今でも役にたちます。












「デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン」

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6月はレコードを良く聴いた。梅雨になると少しお休みする。毎年のこの時期の湿気が多い日は、プチプチのノイズが少し大き目になり普段は気にならないレコードも割りとノイズが出る。

イメージ 1
6月のカートリッジ AT150Ea/G は飽きてきそうな予感と前に書きましたが耳が慣れてきたのか、まったくその気配はなくてお気に入りになりつつあります。
1ケ月間聴いたテクニカは7月に入ってSHURE(M91 + M75ED JICO互換針)に交代しています。







「デューク・エリントン&ジョン・コルトレーン」

先月、繰り返し聞いた1枚です。
ピアニストとして聞くことのないデューク・エリントが、意外といえば失礼ですがとても良いです。


イメージ 2このレコードの面白いのはライナー・ノートですね。録り直しをしなかった事が書かれています。テイク ツーも無く1日で終わったと。突っ込みどころですので調べてみました。

あんのじょうネットには推測・憶測も含めていっぱいありました。
それは置いといて・・・

それまでは取り直しが異常に多かったコルトレーンの言葉として「・・・吹き込み直しをしたいと思ったがスポンタニティはなくなって、決して良くならない・・・」というのが書いてあって、私はおおいに感心していた。
上手くなり、欠点が無くなる代わりに何か失うものがあるのではないかと。


そういえば
マイルス・デイビスの「ウオーキン」の録音もプレステッジがリハーサルをケチって、当日のヘッドアレンジ頼りに緊張感のある名作が生まれたというのをどこかで読んだことがある。

私は人の意見に左右されやすい。よく言えば素直。悪く言えば主体性がない。ステレオ(オーディオ)やジャズについては特にその傾向が強い。

ジャズとはそういうものなのか、スポンタニティが大切なんだと感心しながら、暫くして・・・


イメージ 3
渡辺貞夫/ パストラルを聴きながらライナー・ノートを読む。
録音前にミュージック・キャンプとして20日間こもって練習を重ねたと書いてある。













ケースバイケースですね。練習を重ねなくても上手い人が寄れば即興で良いものが出来上がるというのがジャズだと思うのですが。

渡辺貞夫の場合、ソニー移籍第1弾という事で気合が入っているのと、日本のジャズ界全体の底上げをしたいという気持ちの現われではないかと根拠も無く勝手に想像しています。



「ちびっこ広場」と キッズエリア - - - カタカナの氾濫

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テレビではやたらとカタカナの言葉を使う。たとえば「リスペクト」。使っている人を見て、私には頭があまり良くない印象を持つがどうなんでしょう。若い俳優がお互いを褒め称え合っている。本人は良い印象を与えるつもりで使っているようだし、世間の目も同様かもしれない。
テレビでも、敢えて分かりやすい日本語を選んで使う人がいて、私はそれだけで好印象を持つ。

例をあげればキリがない。老人が無理してグッズとかアイテムなどと言うと馬鹿じゃないのと思ったりする。

テレビだけではない。私が少し知っている建築業界でも、とにかく多い。
「試着室」とは言わない。100パーセントがフィッティングルームになっている。
「バックヤード」もよく使う。現場監督がバックヤードを使っていると、こいつは頭が悪いと思う。学歴の低い職人がいるかもしれないという思慮深さもない。「控え室」と言えば良いんじゃないかと。


近年は英文字だけで日本語のない看板の店があったりする。それはそれで構わない。分かる客が行けばいいだけの話しであるが、しかし問題は・・・

ケアマネージャー
正式名称は『介護支援専門員』ですが、略してケアマネとも言われるらしい。
なぜ、老人を対象にした介護の現場で意味のわからないカタカナ文字を多用するか。役人はなぜ分かりやすい日本語を考えないのか。
グループホーム、ケアハウス、ケアワーカー、ケースワーカー、ショートステイ、ソーシャルワーカー、デイサービス、ホームヘルパー

ハザードマップ
誰が使い始めたのかは知らないが、多分これも役人だと思う。近年は役人が率先してカタカナ文字を使う。不思議なのはこれに対して批判の声が無いこと。
行政機関のホームページに「ハザードマップって何?」という解説があったりする。
国をあげて防災に取り組んでいるとするなら、なぜ子供から老人まで理解しやすい日本語を当てないのか。
老人にも分かりやすい「防災地図」でいいんじゃないですか!。

ナウキャスト
最近拾った。 気象庁のようです。
ナウキャストを探してみました。「高解像度降水ナウキャスト」いうのが正式名称でしょうか。ホームページに行ってみました。
「本コンテンツ上部(地図の上)のバーの・・・」から説明が始まります。
コンテンツからつまずきそうですね。

役人が、意識的にカタカナ文字、横文字を使っているのか、分かりやすい日本語を探す能力がないのかは分かりませんが、どっちにしても情けない気持ちです。


キッズエリア


「ちびっこ広場」が懐かしいです。


FC2ブログ 試運転中

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FC2ブログ 試運転中


Yahoo ブログの引越は12月まで余裕があると思っていたら8月15日以降は投稿出来なくなるではないですか。
どこでも良かったのですが、取りあえず @niftyが運営するココログとFC2のアカウントをとりました。

次に、FC2で「移行のツール」を使ってみました。
と、ぱたぱたやっている内に3日ほどでそこそこの形が出来上がってきました。場所は FC2 です。
イメージ 1


パート従業員が働き慣れた店から新しいお店に変わるようなもので、勝手が違います。新しい作法を覚えなくてはいけません。

あちこち試したわけではありません。仮設住宅のつもりがコメントまで届くようになりました。

転居は FC2 になりそうです。

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このブログは、コメントも含めて12月に消滅します。移行しません。

無題

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1.     TMD STEALTH FIELD GENERATOR

これは凄い。色んな意味で。

イメージ 1平賀源内のエレキテルをイメージしてしまいました。

言葉がありません。













2.  YAHOO!ブログ オーディオカテゴリ  ランキング

こういうランキングがあることを、2日前に知りました。
まったく知らなかった。そういえば、我が家のカテゴリは全部「練習用」です。

いまさらですが。



コンテンポラリー

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昔、買ったはずなのに見当たらないレコードがあって、改めて中古レコードを求めた。
シェリー・マン 「マイ・フェア・レディ」

イメージ 1
このジャケットは、何度もステレオの雑誌に登場した記憶がある。40年ほど昔のステレオの雑誌はアンプやスピーカーなどの技術解説とレコードの紹介があって、録音の良いレコードではオスカー・ピーターソンの「プリーズ・リクエスト」があったが、「マイ・フェア・レディ」もその線での紹介だったような気がする・・・






ということで以前から気になっていた。検索をかけてみると割と簡単にヒットした。
アメリカ西海岸、コンテンポラリーレーベルが自前のスタジオで初期の「ステレオ実験レコード」ということで、STEREO RECORDSというサブ・レーベル(レーベルは「黒」または「深緑」)から出したものだと分かって1件落着。
やはり録音が良いということで評判になったようだ。

これ以上は関心がない。録音の良し悪しはレコードを聴けばわかるが、プレスした時期によって音が違うとかまでは興味がない。ブルー・ノートとプレステッジの録音が同じルディ・ヴァン・ゲルダーだった事を知ったのはつい最近の事。

イメージ 2
あまり関心がないとはいっても、ハンプトン・ホース、ソニー・ロリンズ、アート・ペッパーがブルー・ノートやプレステッジと違う録音スタジオだと意識して聞くとまた違った楽しみ方がある。


シェリー・マン 「マイ・フェア・レディ」録音:1956.8






ルーティン

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ブルーベックのテイク・ファイブは好きな音楽です。

イメージ 1レコードは曲のたくさん入った”決定盤”というのを持っています。

時々聴きますが、どうもいけません。
ダメな理由は、曲の順番が違うからです。

曲数が多いと「お得」感がありますが、全部が良いとは限りません。







ルーティン
若い時、20歳ぐらいだったと思います。当時辛いことがあってレコード屋を回って”ヘイ!ブルーベック、テイク・ファイブ!”を買いました。
イメージ 2
モノクロの暗いイメージのこのレコードです。
辛かった理由は忘れましたが、失意の中で小雨に濡れながら「テイク・ファイブ」の入ったレコードを探し数件の店を回ったことは強く印象に残っています。









このレコードは曲の順番を身体が覚えているほど良く聴きました。しかし引越し騒動のなかで無くしてしまったのですが、”決定盤”ではどうもしっくりきません。改めて中古のレコードを買いなおしました。
私にとってA面、B面を聴きとおすとき「テイク・ファイブ」に限っては順番もとても大事なのです。


RCサクセション

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カートリッジの針を3本立て続けにダメにしまいました。JICOの互換針ならダメージが少なく諦めるのも早いのですが、代わりの効かないオリジナル針は後遺症が残ります。

思い出がいっぱい詰まったレコードにRCサクセションの2枚があります。35年ほど前に知り合った女子から保護してきたものです。忌野清志郎の追っかけをしていた彼女から確保したというより保護が適正だった状況でした。
ブログに詳しく書けないややこしい話ですので省略ですが、我が家では大事に保管(保護)をし、たまには聞いています。


 RC Succession  EPLP   1981年
これはジャケットも残っています。RC/清志郎について詳しくありませんが、初期のレコードらしい?です。良い曲が入っています。
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A面
    わかってもらえるさ
    ステップ!
    雨あがりの夜空に
    ボスしけてるぜ
    トランジスタ・ラジオ

B面
    よごれた顔でこんにちは
    上を向いて歩こう
    君が僕を知ってる
    キモちE
    たとえばこんなラブ・ソング



 RC Succession PLEASE   1980年
先のEPLPとは発売時期に大きな違いはないが、バックの演奏を聴くとこちらは、粘っこいR&Bの影響をモロに受けていると思う。
RCに限らず、この手のレコードはバックの演奏が当時の流行(ジャズやヒュージョン)の影響受けるようで、そういう風に聴くとまた面白い。

イメージ 2

<A面>
1.ダーリン・ミシン
2.トランジスタ・ラジオ
3.モーニング・コールをよろしく
4.たとえばこんなラヴ・ソング
5.DDはCCライダー
6.SWEET SOUL MUSIC
<B面>
1.ぼくはタオル
2.ミスター・TVプロデューサー
3.いい事ばかりはありゃしない
4.あきれて物も言えない
5.体操しようよ



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許せ マッチ
PLEASEはジャケットがなかったので、写真のように別のレコードから拝借をして歌詞カードを表に貼った。そのレコードが・・・



ヴィヴァルディ 四季といえばイ・ジムチ

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クラシック音楽は殆ど聴かないのですが、ヴィヴァルディ 四季は季節の変わり目ぐらい、たまに聞いています。クラッシックはリッチな気分になります。また、サクラが咲いたこの時期、「春」から始まる「四季」は気分転換には最適です。
何度も聴いているうちにお気に入りになりました。

今まで聞いていたのはこれ

イメージ 1クイケン&ラ・プティット・バンドのヴィヴァルディ/「四季」です。独/RCA とありますがRCAの音なのかドイツの音なのかはわかりません。音が硬質であまり好きではありませんでした。














イ・ジムチの四季

そんなおり、ひやかしで行ったハードオフにイ・ジムチの四季がありました。四季といえばイ・ジムチという事ぐらいは門外漢の私でも知っています。
ハードオフは1番安いのは108円でしたがいつのまにか540円になっていました。5倍に値上げですね。

イメージ 2
フィリップスです。2枚買ってきました。
初期の録音が良いらしいですが、ありません。一枚は未使用新品と言えるほど盤質の良いものでした。フィリップスレコードのバイオリンの音色は優しくて好きです。

同じ四季でも雰囲気が変わります。
同じ
イ・ジムチでもまた違いがあります。クラシックの愛好家はこの違いを楽しむのでしょうか。

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テイキン・オフ / ハービー・ハンコック

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倉庫からレコードプレーヤーを抱えて歩いていると近所のご婦人(70歳以上?)が、「それはプレーヤー?。 いいね。CDより音が良いし」と声をかけられた。
ちょっと返事にこまる。知人のタンノイ名人はCDで良い音を鳴らしている。しかしド素人でさえレコードが良いという風潮になってくると、その昔にレコードとは決別しCDに移行した音楽好きにとっては穏やかではないと心情を察してしまう。


Takin Off / Herbie Hancock
テイキン・オフ / ハービー・ハンコック


イメージ 1ここ10日ほど集中的に聞いている。
数年前に中古で買ったが、妙にひっかかりがなくて聴かずじまいだった。なぜ改めて聞き入っているかというとtsのデクスター・ゴードン。














ホーン奏者は好きだ。マイルスは別格として、ジャッキー・マクリーン、ソニー・ステット、ベニー・ゴルソン、アート・ペッパー、などなど。
その中にデクスター・ゴードンは入っていなかったしレコードも持っていない。我が家でデクスター・ゴードンが聞けるレコードは、ジャッキー・マクリーンとの”THE NEETING”とこの”Takin Off”しかない。


ライナーノート
輸入盤なので日本語解説がない。もちろん英語読めない。レコードを聴きながら解説を読むのもとても好きで、ライナーノートが無いと淋しい。

ネットでテイキン・オフの解説を探すと面白いのが見つかった。”ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログ”
デクスター・ゴードンを高く評価している一方でフレディー・ハバードが雄弁すぎるのが惜しいと書いている。「よいしょ」ばかりでなく辛口の解説が読めるのはネットならではと思いながら、”上手いだけではダメ”というフレディー・ハバードの評価に妙に納得してしまう。

インタープレイ

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インタープレイ

ジャズでインタープレイと言えば「アンダーカレント」ビル・エバンス&ジム・ホールが有名ですが、我が家ではインタープレイの極致はラジオ体操 第一だと思う。

イメージ 1
レコードでは 大久保三郎さんのピアノと柳川英磨さんのボーカル(指導)がクレジットされている。ボーカルはグランドの遠くまで届くように声を張っている。

聴き所は2人の息の合ったプレイ。



イメージ 2
聴いているとピアノとボーカルの他に体操をやっている3人目がいるような気がする。
トリオではないかと。
そう考えると、体をぐりぐり回すところのピアノのタメ、ボーカルとの息のあったプレイに納得がいく。






ピアノ :
大久保三郎
指導    :
柳川英磨
作曲    :服部 正

日本放送協会制定
郵政省簡易保険局




イメージ 3
YouTube で NHK を聞くことも出来るが、やはりお気に入りは COLUNBIA のレコードで小学校の低学年の時、夏休みの早朝や公民館の風景を思い出させてくれる。









えーー。お分かりだとは思いますが念のため。
遊びです。

レコードを聴いたのは本当で、DUAL のオートプレイの針が降りる位置調整をしていました。

私が小学校時代にラジオで聞いたものとは違うと思います。     遊びです。

ソウルトレーン

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春になって良い季節になった。周りが落ち着いてきたのでまったりとレコードを聴く。ところが、しっくりくるレコードが見当たらない。

イメージ 1
とっかえひっかえお気に入りを探す。カートリッジは V15 Ⅲ。針はVN35HEオリジナル。

意外なレコードがはまった。コルトレーンの ”ソウルトレーン”。







意外というのは、コルトレーンが元々はあまり好きではないから。マイルスのプレステッジ4部作の頃は下手だったし、後のシーツオブサウンドの時代になるとソロの長さやしつこさにダレてしまう。
コルトレーンが一番好きなのはマイスルの”マイルストーン”でキャノンボールアダレイと競っている頃で自分の中では最高位。

ソウルトレーン
詳しくないので余り掘り下げません。というか知りません。
シーツオブサウンドのハシリだそうです。そんなことはどうでも良いことですが、先輩のガーランド、チェンバースに支えられて堂々と吹いています。
A1 繰り返すテーマが印象的です。音数が多くソロが長めで、ピアノソロに移るのが今か今かと待ちくたびれてしまいますがとても好きです。

イメージ 21958年。ジャズが混沌としはじめる直前の私の大好きな時代です















スイングジャーナル ゴールド・ディスクのこと

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スイングジャーナル ゴールド・ディスクのこと

5月は大西順子にちょいとはまっていて繰り返し聞いている。とは言っても、持っているレコードは

ライヴ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード 1
ハット・トリック ジャッキー マクリーン ミーツ 大西順子
の2枚しかない。勝気で、どこからでもかかってきなさい・・・的なピアノがとても良い。

イメージ 2当時、オーディオは訳があってお休みをしていた時期。それでもレコードは買っていた。大西順子は something'else 10周年LPシリーズで5枚出ていた(帯の裏面)ようだ。
レコードも晩年は音質や180グラムの重量を売りにしていた。
イメージ 3








もっと買っておけば良かったと今だから言えることで、子育ての真っ最中に1枚3,300円のレコードはかんたんに買えなかった。

何かの間違いで安い値段のついた大西順子の中古レコードがないかと探しに行ったりするが、きょうび そんなレコードがある訳がない。







webで検索をしていて面白いものを見つけた。

イメージ 1「スイングジャーナル ゴールド・ディスク」という冠を戴くには巻頭カラーページに数10万から100万円近く費用のかかる広告を載せる必要があった。・・・らしい。

昔、レコードを買うときに参考にしたスイングジャーナルもこういうシステムだったのかというのを知って、複雑な気持ちです。
今と違って音楽は、向こうの都合で流しっぱなしのラジオか、あるいはジャズ喫茶ぐらいでしか知ることがなかったので、雑誌からの情報は私にとっても必要な情報源でした。騙されたなどとは全く思っていません。






この賞はレコード会社各社の自薦ノミネート作品を基にしているのが良いですね。販売促進費として10~100万円が高いか安いか分かりませんが、大きな効果があったんでしょうね。


ぽんと話は変わりますが、オーディオ雑誌が大昔から現在までやっている「○○年度のベストバイ」も同じ構造だと容易に想像がつきますが、相場はいくらぐらいでしょう。
音楽と違って主観に左右されやすいので、選出システムや金額が気になります。



移転しました。

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