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Channel: まったり B級ステレオ
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直熱3極管 アンプ

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新規に真空管メインアンプを造りはじめています。出力は多くを望みません。手持ちの直熱3極管で2次ひずみ(倍音)を楽しむというのがコンセプトです。
改造は時々やりましたが、シャーシから新規に造るのは
何十年ぶりです。
現在使用している300Bメインアンプより小型・軽量にするのが目的です。出力管や回路図も決まらないままシャーシの枠が出来ました。

急ぎませんので久しぶりにアンプ造りを楽しみたいと思います。
目標は年内完成です。


イメージ 11台の予定ですが、予備にもう1台で2台が出来ました。木枠はサクラの単板。天板はアルミ・アルマイトの2.5ミリです。

木枠は初めてです。








イメージ 2

隅の繋ぎは留め(45度)にして、板厚(20mm)の半分10mmの幅で深さ2mmをしゃくっています。
天板2.5ミリのうち、2ミリを落としこんで見た目を考慮しました。これほどの加工はシロートには無理で知り合いの大工さんに昼飯代で作ってもらいました。さすがは大工さん、見事な仕上がりです。



イメージ 3

最初は伊藤喜多男さん方式でステンレスシャーシ(深さ50ミリ)を造ってもらいましたが失敗しました。失敗の理由は2.5V 3A X2回路のヒーター(フィラメント)トランスがシャーシ下に入らなかったためです。今回の木枠は深さ60ミリにしました。

このトランスは2A3を使うには便利です。
整流管にも使えます。
イメージ 4




レイアウト
部品の配置を考えています。
回路図は頭の中に大体のイメージがあって、今回はカソードチョークドライブ(又はドライバートランス)を視野に入れています。
信号の流れを配慮して配置は写真のようになりました。
OPトランスはダミーでISOの20Wクラスのユニバーサルトランスを想定しています。





真空管は
2A3、VT-52、RCA809 WE300B が小改造で使えるようにしたいのですが、全部OKのような電源トランスはありません。フレキシブルに対応させると結局は中途半端になってしまいます。

・・・とこんな事を考えながら暫くは部品を並べて遊んでいます。


イメージ 5

RCA809もやってみたいんですね。
むずかしいそうですが、楽しそうです。












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