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発振器 E-1205 修理MEMO -2

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 発振器 E-1205 修理MEMO -2

前回のつづきです。が、
気持ちが折れてしまいました。手に負えません。力不足でございます。
途中でクジラ丸さんからアドバイスをいただき有難うございました。

気持ちが折れましたが、ざっくりと経過だけ。

イメージ 1ダイアモンドバッファをバラックで組んでみました。2SA1015、2SC1815 の普通の回路です。周波数特性が思ったより良くありません。フラットなのは500KHz迄です。

2SC945、2SA733 の方が良いのかな。





イメージ 2

増幅段(OPアンプ LM7171)のNFループに入れると1MHzまでフラットになります。交流電圧計の性能を考えると1MHzまでで充分です。しかし、こんな事をしなくても広帯域バッファ用のOPアンプがありますので、それを使えば1発かもしれません。






気持ちが折れた原因は最終のアテネッターです。上手く機能しません。抵抗が1個焼損している事がわかりました。壊れているのかどうかもわかりません。
別の発振器(リーダー LGA125)から信号を送ってテストしましたがいけません。-10db単位で減衰しないのです。

イメージ 3このアテネッターは低インピーダンスで、パワードライブをしないと機能しないのか、それとも抵抗が破損しているのか。
それというのも、オリジナルのバッファ段が異常なほど強力だからです。

基盤とスイッチが一体になっていて訳がわかりません。





100Hz~20KHz までの歪率が低くて使いやすい、良い発振器ですが残念です。
E-1205 はここで終了。



リーダー LGA125
気持ちが折れた原因のもう1つがリーダー LGA125 です。我が家の主力オシレーターで、これがなければ E-1205 の修理にも力が入るのですが。

イメージ 4回路図があって、部品の密度も良い感じですね。

これぐらい大らかでないと老人には手におえない事が良く分かりました。


お気に入りの LGA125 は、壊れていない内に長寿命コンデンサーに総入れ替えをした方が良いかなと考えたりしています。








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