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Channel: まったり B級ステレオ
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DUAL 1229 アームリフト Cueing Damper 修理

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アームがゆっくり降りない。オートで演奏するときストンと落ちてレコードの内側に飛び跳ねて頭出しに失敗したりする時があっていけません。

という事で修復に挑戦したが、実は失敗して壊してしまいました。失敗したので忘れることはありませんが、他の方が挑戦するときの参考になればと思い記録に残しておきます。

イメージ 1
ここですね。










イメージ 2

こんなになっています。
上下する心棒、スプリング、シリコングリスの粘性でダンプする仕組みです。アームをゆっくり上下させるだけですが複雑な造りになっていて、ここの動作が自動演奏の使い勝手に大きく影響します。

英文のサービスマニュアルに修復の方法が写真入りで詳しく書かれています。追試をされる方は熟読をを勧めます。マニュアルの最後の方です。
Dual-1219-1229-Service-Manual.pdf
http://akdatabase.org/AKview/albums/userpics/10007/Dual%201219%201229%20Service%20for%20Amateurs.pdf




以下はサービス-マニュアルを読んだことを前提に少し補足。


イメージ 3
粘度 500000 のシリコングリス
TAMIYA :OP.1418 シリコンデフオイル
#500000










イメージ 4
ナットが硬い
インパクト用6角ソケットを使いました。マニュアルはスパナを使っています。サイズは 7mmです。





イメージ 5
戻す(再組み立て)時の注意

失敗した場所です。ツメの突き合わせをせずにナットを締めたようで、軸が折れてしまいました。
ほかに注意することは数個の Cクリップを外すので失くさないことでしょうか。





イメージ 6
失敗して折れたダンパーの軸








イメージ 7

幸い(?)なことに eBay に売りが出ていたので確保しました。
わずか10ドルですが、諸費用込みで¥5K ほどになって手痛い出費です。
ちなみに、パーツNO198 樹脂のキャップはピンプルを代用したものでした。

落札から半月ほどで手元に届き、シリコンを塗って再構築。そのご絶好調です。






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