さて、音楽を聴こうとアームをレコードの端に持っていって・・・ ???? 針がありません。
またやってしまいました。これで最後(4個目)と思っていた DL103 です。頭が真っ白になりますね。
幸いなことに折れた針はすぐに見つかりました。
修理に挑戦
結論から言うと、何とか音が出るようになりましたが途中の写真はありません。パニックになるとこう
いうもんです。
カンチレバーの折れていた箇所。
皆さんと同様に付け根でした。
(完成後の写真です)
銅線で接木
パイプの中空に銅線を通して接木をする方法です。
この銅線は1本が0.3ミリですが太すぎて入り
ません。
800番程度の紙やすりで削って細くします。
0.25ミリぐらいが良いサイズだと思います。
サイズがぴったりでもペンチで切ると、切り
口が楕円になります。
必要な長さは3ミリほどです。
試行を繰り返し2時間かけて何とか気に入っ
たモノになりました。
途中の写真です。
まだ長すぎますし、上が切り口ですが、カッ
ターで転がしながら切っても切り口が滑らか
になっていません。
これを3ミリ程にカットして、切り口を整え
ます。
最後は瞬間接着剤です。サラサラの染み込むタイプで付けました。
完成です。
角度もこんなもんでしょう。
沈みこむ具合も・・・
ピアノを再生してみました。OKです。
SHURE V15Ⅲ M-75B テクニカ TT30E などを聴いてきても、やはり最後のお気に入りは DL-103
という事が改めてわかります。