久しぶりに TUTAYA に行ったら CDレンタルのブースが消えていた。
う~ん 何とも。CDは聴かないとはいっても、なぜか淋しい。
DUAL 1229 のアースの事
レコードプレーヤーでアースの事は気にかけた事もありませんでした。大抵の場合はプレーヤーから RCAピンケーブルとアース線をプリアンプに繋げば終わりですが、DUAL はそうかいかない。(・・・いかなかった)そもそも標準でアース線の引き出しがありません。
MMカートリッジでは素(オリジナル)のままで問題なかったが、MCに変えてトランスを入れるとかなりのハムが出る。
これのようです。
RCA の端子のそばで片側をグランドに落としています。このままでは「シールド線の両側接地」になっていますので、アース線をニッパで切りはなします。
そして、駆体からアース線を単独で引いてMCトランスに繋いで作業は終了です。
ハムは出なくなりました。
という事でしばらく聴いていたのですが、アームの指掛けを触るとハムが出ています。小音量では気がつきませんでしたが VRを目いっぱい上げるとこの症状が出ます。気になって調べてみると、やはり片側がどこかでアースされているようです。
今度はここでした。
カートリッジの付け根で分かりにくいですが、左から2番目と真ん中が繋がっています。真ん中がアースです。ここも切り離しました。
この(DUAL 1229)アースの取り方をWEBで探しましたが見つかりませんでした。分かったのは、ハムというのは「ハミング」の事のようで、ハミングとは何と素敵な呼び方で1つ勉強になりましたが、呼び方が可愛かろうが微弱だろうが指掛けを触ったぐらいでハムが出てはいけません。
難しい理論はわかりませんが、「アースのループを作ってはいけない」事だろうと思います。微弱な信号経路のアースは微妙です。
先日も、プレーヤーとプリアンプのRCAケーブルをモガミに変えようとして失敗しました。盛大にハムが出ます。線が太すぎて外側同士が接触したのが原因でした。
謎のベアリング
少し前、整備が終わったあとポツンと1個だけ3ミリほどのベアリングが落ちていました。
出所が分からず放置していましたが・・・
暫くして eBye に出ているこれを見てピンときました。パーツ#216-846から修復場所が特定できます。アームの下辺りです。
我が家のゴムスリーブは弾力が無くなり割れていました。
応急手当
弾力のあるゴムを探しましたが見当たりません。
ホームセンター、ダイキ で燃料ホースを確保。10cmの切り売りで30円です。
切って使います。必要なのは幅5ミリ程です。
写真だけでは分かりにくいですが、真ん中のピンクの半透明が修復箇所。シングル・マルチ切り替えのストッパーのようです。
レバーの下側の軸にベアリングが2個あって、ベアリングが外れて落ちないよう外側から締め付けています。燃料ホースで機能的にはピタリですが問題は耐久性です。
出来ることは大体終わったようで、あと気になるのはキャビネット(木箱)ぐらいです。木工は我が家の得意分野ですので、夏までには形にしたいと思います。